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「結婚してやんよ!」→「だが断る!」

ちょいと機会がありまして、Pixivでも大盛況だったABの結婚してやんよを見ることができたのです、「なんだこれ・・・?」というのが率直な感想でした。
まぁ、そこだけ見て判断するのもどうかと思うのですが、はっきり言ってあれは告白の台詞としては最低レベルですよ。

そもそも割り込んできて、
「結婚してやんよ!」
とか叫びだすのが意味不明。
なんでお前がここで出てくんの?と不自然な登場にもやもやとしたものを感じながら、
更にくどくどと口説き始めると・・・。
実に、これだけで後の展開が台無しですよ。後に誰が何を言おうが、
「何でこいつが出てくるの?」ということばかり考えていて、
後の展開に目と気が行かないというね・・・。
小説でもそうだけど、イチイチ読者にものを考えさせるのはダメですよ。
余計なことを考えてシーンが真っ直ぐに頭に入らないからさ。

まぁ、それはそれとして、告白の台詞として最低レベルということについて触れると、
「コイツ、一つとしてユイ自身のことが好きだって言ってなくね?」
ということ。
こんなんでなびく女性はまずいないと思うんだけどね・・・
何を言ったら相手がどんな反応を示すかということを考えていないらしい。
そこらへんを都合よく演出したのが連中のやり口だということ。

まぁ、作り手が作り手ゆえにそこら辺はどうとでもできるからね。
人生経験0のガキが他人を説教して相手を屈服させるとかそんな感じ。

そんな反則的なことをして創作をするのだから馬鹿らしいと思うんだよね。
そんで、それをありがたく思ってる連中がいるということも。


そりゃ考えないで都合よく進めるのは楽だし、効果はあるだろう。
でも、それをせずに考えて物語を創るのが作家というものだろう。
いい加減、見るほうも作るほうも、それに気付くべきなんだよ。
by metal-animal | 2010-06-07 22:50 | Comments(0)
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