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東方の二次創作のガイドライン改定について。

まぁ、一応知っている人も多いでしょうが、神主のブログの博麗幻想書譜にて、東方Projectの版権を利用する際のガイドライン 2011年版というのがアップされました。

簡単に言うと東方での二次創作に関するルールの復習です。
まぁ、復習です。復習。
大概の場合は特に今までどおりに二次創作に打ち込んで問題ないと見えます。
ただ、変わったことと言えばアニメーション作品の制限でしょうか。
この制限という言葉にちょっと引っ掛かったものですが、ココで言う制限とは

・アニメーション(※)が主体となる作品の有償での展開

の『有償』部分の事で、無償なら大丈夫ということのように見えます。
まぁ、制限であって禁止ではないということにちょっと引っ掛かっていたのですが、
多分こんなところかと思います。

それにしても・・・

アニメーションによる創作といえば、東方活動写真館や(今や昔の)舞風ですけれど、
そういうのも頒布するとなると制限の対象になるんですかね・・・。
勿論、神主もこれらのサークルのことは知っていると思いますし、その上で、
制限を決めたと思うのですが、そうとなると、やはり何か問題があったと考えられますな。

昨日、それに関して聞いた話ではアニメ店長のコラボの話がもっぱらでしたけど、
アレは企業であっても(確か)無償でしたし、設定集にお金が掛かった程度だったはず。
アニメ店長のコラボでも神主はあれこれ注文できたらしいですし、あんまり問題じゃ
なかったような気がするんですよね。
・・・もっとも、その前後であれこれ公式アニメ化の話があって問題になったのかもしれませんが。


それと中々忘れていましたが、どちらかと言うと問題になったのは、前回の夏コミで頒布されたやたらクオリティの高いアニメーション動画のCDだったんじゃないかと思えます。
あれはプロが作った・・・!とかそういう話で話題になったもので、自分もそのアニメーションCDを買ったものですが、プロが関わったということはそれだけで色々な問題を生んだのではないかと思うんですね。

次から次へと、あの手のアニメーション関係のプロのが東方動画を作りたい!とそういうアプローチが多々あったのではないかと。勿論、それで立場が危うくなるのは神主・・・だけでなく、一般のアニメーションサークルの方々なんですよ。
元の人気はともかく、比較や競争が加わってきます。
各方面でプロとアマが分けられているように、アマの世界にプロが割って入ることは
まったく良いことはないんですね。

・・・まぁ、上記のことは俺が考えたことで憶測に過ぎないんですけど、
そういった複雑な事情があるということは忘れないで欲しいですな。
自由に創作できるというのは結構なことだけど、それだけに色々と問題が浮かびやすい
部分が多々あるというのをやっぱり忘れちゃいけないですから。
by metal-animal | 2011-02-15 22:39 | Comments(0)
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