今朝、新聞を眺めていると、警視庁がアマの野球部を設立するという記事を見つけました。
何でも野球部での活動は協調性を育む上で役立つらしい。 ・・・なるほど、理に適ってる・・・と感心して居ましたが、問題なのはそこじゃないのです。 この野球部には、過去に甲子園に出場した経験のある選手を集めて作られるという・・・。 つまり、とても凄かった人等が名を連ねているという事になります。 中でも記事に取り上げられていたのが、甲子園に何度も出場している日大三(?)のOBで、夏の甲子園にエースとして出場した警部補です。 ・・・うん?日大三、夏の甲子園、そして、エース。 これって真面目に凄い人ですよね?プロでも十分目指せたのではないかな・・・と思ったり。 でも、そんな人が警視庁で警部補なんです。いや、警部補でも十分凄いですけれど。 あぁ、回りくどくなって申し訳ない。何が言いたいかというと、 ここまで頑張った凄い人でも、プロ野球選手じゃないんですよ。 プロ志望じゃなかった・・・かもしれないですけど、それでもプロじゃないんです。 毎年、夏の甲子園には色々な高校球児が本気の実力でやってくるものです。 その中でも、活躍できたり、スカウトの目に留まったりするのは、ほんの一握りでしょう。 同じのチーム内でのレギュラー争いを乗り越えて、更には、地方大会の強豪にして競合校を勝ち抜いたとしてもなんです。 そんな中で、やっとこプロになったとしても、活躍できる――プロを続けられる選手というのも、 本当に限られたものなのですよ。 「やった!念願のプロになれたぞ!!」と思っていても、TVのナイターで見るような日の目を見るような選手はほんの僅か・・・。 TVでは全く放送されない2軍の日々を経て、1軍に抜擢される者も居れば、そのまま、2軍からも消えていく選手もいます。これも現実。 本当にプロというのは大変な事なんですよ^^; 今、俺も小説家のプロになる!と意気込んでいるものの、やはり現実として見れば、 それは厳しいのです。 でも、俺はプロになろうと意気込んでいます。それは何故かというと、自分の小説で人に想いを伝えたいから、俺の本当の小説を書きたいからです。 そういう事を考え、俺は俺なりの小説を考えています。 そして、俺なりの答え、小説のありかたを見つけたような気がします。 恐らく、これが今の作家を目指す人達に大きく欠けている要素でしょう。ラノベに関しては、これが出来ていないから、賞を取る事も出来ないし、賞を取ったとしても大した作品が出てこないのだろうと思います。 明と暗を分ける要素、そう言っても過言じゃないと思います。 それが何であるかは言いません。自分で見つけて下さい。でないと意味はありません。 まぁ、これは俺なりの考えであるし、言ってみれば当たり前の事かもしれないですけれどね。 でも、これが確実にして現実だろう・・・これだから、ラノベは文学になり得ない、うん。
by metal-animal
| 2009-10-12 22:46
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